疑問69 Part 4 電話番号が555で始まる理由
パート4に頻出するトークとして、留守番電話や広告があります。
その中に登場することがあるのが「電話番号」ですね。
留守番電話
「はーい、ジョン。私はトムだよ。コンサート行かない?電話くれよ」
広告
「いいですか。今週中に申し込めば10パーセントオフなのです。今すぐお電話を」
電話番号は、必ず555で始まります。
思い出してください。リスニングセクション、パート4を受けているときのことを。長いトークの最後の最後で、"Can you call me at five five five - 2129"と言われてましたよね。
第145回の公開テストでは、3つの電話番号すべてが555で始まっていました。
ボクは、そのうち1つの番号を記憶して、試験会場を出た後、国際電話をかけました。トムと話したかったからです。コンサートには行けないことを伝えたい。
いや、それは冗談です。
555で始まる理由
いたずら電話を防止するためです。アメリカでは、映画やテレビ番組の中で使うための「架空番号」が確保されます。それが555で始まる番号です。日本では全部の数字が表示される前にシーンが変わることがありますが、アメリカ映画では数字がすべて見えることや発言されることがあります。それを速攻でメモしていたずら電話をする人が出ても迷惑を受ける人がいないようにしているのです。TOEICを受験した人が番号を覚えていたずらするとは考えにくいですが、念のために架空番号を使っているのでしょう。
リーディングセクションでは調査したことがないので、いずれ調べます。
その中に登場することがあるのが「電話番号」ですね。
留守番電話
「はーい、ジョン。私はトムだよ。コンサート行かない?電話くれよ」
広告
「いいですか。今週中に申し込めば10パーセントオフなのです。今すぐお電話を」
電話番号は、必ず555で始まります。
思い出してください。リスニングセクション、パート4を受けているときのことを。長いトークの最後の最後で、"Can you call me at five five five - 2129"と言われてましたよね。
第145回の公開テストでは、3つの電話番号すべてが555で始まっていました。
ボクは、そのうち1つの番号を記憶して、試験会場を出た後、国際電話をかけました。トムと話したかったからです。コンサートには行けないことを伝えたい。
いや、それは冗談です。
555で始まる理由
いたずら電話を防止するためです。アメリカでは、映画やテレビ番組の中で使うための「架空番号」が確保されます。それが555で始まる番号です。日本では全部の数字が表示される前にシーンが変わることがありますが、アメリカ映画では数字がすべて見えることや発言されることがあります。それを速攻でメモしていたずら電話をする人が出ても迷惑を受ける人がいないようにしているのです。TOEICを受験した人が番号を覚えていたずらするとは考えにくいですが、念のために架空番号を使っているのでしょう。
リーディングセクションでは調査したことがないので、いずれ調べます。
疑問37 Part 4 設問を先に読むタイミング
Part 4は難しいです。
当たり前のように「設問を先に読め」と言われます。会話やトークが流れる前に設問に目を通すことで、解答が楽になるからです。もちろん、それは正しいです。
でも、「Part 1とPart 2のDirectionsが流れている間にPart 3とPart 4の設問を読め」という考えは、ちょい「大雑把すぎ」です。「Part 4も読む」ではなく「Part 3だけでいいかも」という証明を試みてみます。
Part 4って、すごく遠いですよね。
Part 3に30問もあります。その先にあるPart 4までを「Part 3が始まる前に」読む?Part 1の前とPart 2の前にあるDirectionsは、合計で約150秒です。Part 3とPart 4は計60問。1問あたり2.5秒(平均)で読む計算ですね。それってキツイですよ。
Part 4の設問を読むのはPart 3が終わってからでいいです。
Part 4直前のDirectionsは約30秒です。設問を読むために使えますが、それだけではありません。
Part 3の最後のページは「右」です。
よって、Part 4が始まる前にGo on to the next page.(4秒)が流れ、直後に約8秒のポーズがあります。その前は、問題70の設問自体(約6秒)とポーズ(約8秒)があります。さらに、その直前は問題69の設問自体(約6秒)とポーズ(約8秒)があります。
Part 3を上手にさばけば、問題69の設問が読まれ終わった時点で、問題70まで解答できているはず(どうせPart 3は、そういう努力が必要)。
さて、算数の時間です。
赤い文字を足しましょう。30+4+8+6+8+8=64ですね。「連続で」64秒です。多少は犠牲にしたとして60秒。Part 1の前とPart 2の前にあるDirections中にPart 4を無視して、Part 3の30問だけ読めば、1問あたり5秒(平均)です。なんと2倍に伸びました。Part 4の30問を60秒で読むとすると1問あたり2秒(平均)です。これはキツイ。でも、Part 4は、特に後半は「もともとキツイ」です。プレッシャーを感じながら全部を先読みしても、どうせ大して役に立ちません。問題をこなしながら先を読む時間は多少あるわけですから、無理やりDirections中に全部を読む必要性は低いです。それよりPart 3を楽にするメリットの方が大きいですよ。もっと言えば、Part 2の前に「遠いPart 4」を読むより「近いPart 3」をちゃんと読む方がマシです。
こんなこと書いていますが、ボク自身はPart 1とPart 2のDirections中にPart 3すら読まなくていいと感じています。自分で人体実験したときは、そんなに早く読んでも効果を感じませんでした。でも、強く否定する根拠もありません(本当はありますけど書きません)。良い効果を感じる人がいるから推奨されることがあるのでしょうから「好きな人はご自由に」としか言えません。ちゃんと事前に練習して自分が心地よく感じるならやってみてください。
当たり前のように「設問を先に読め」と言われます。会話やトークが流れる前に設問に目を通すことで、解答が楽になるからです。もちろん、それは正しいです。
でも、「Part 1とPart 2のDirectionsが流れている間にPart 3とPart 4の設問を読め」という考えは、ちょい「大雑把すぎ」です。「Part 4も読む」ではなく「Part 3だけでいいかも」という証明を試みてみます。
Part 4って、すごく遠いですよね。
Part 3に30問もあります。その先にあるPart 4までを「Part 3が始まる前に」読む?Part 1の前とPart 2の前にあるDirectionsは、合計で約150秒です。Part 3とPart 4は計60問。1問あたり2.5秒(平均)で読む計算ですね。それってキツイですよ。
Part 4の設問を読むのはPart 3が終わってからでいいです。
Part 4直前のDirectionsは約30秒です。設問を読むために使えますが、それだけではありません。
Part 3の最後のページは「右」です。
よって、Part 4が始まる前にGo on to the next page.(4秒)が流れ、直後に約8秒のポーズがあります。その前は、問題70の設問自体(約6秒)とポーズ(約8秒)があります。さらに、その直前は問題69の設問自体(約6秒)とポーズ(約8秒)があります。
Part 3を上手にさばけば、問題69の設問が読まれ終わった時点で、問題70まで解答できているはず(どうせPart 3は、そういう努力が必要)。
さて、算数の時間です。
赤い文字を足しましょう。30+4+8+6+8+8=64ですね。「連続で」64秒です。多少は犠牲にしたとして60秒。Part 1の前とPart 2の前にあるDirections中にPart 4を無視して、Part 3の30問だけ読めば、1問あたり5秒(平均)です。なんと2倍に伸びました。Part 4の30問を60秒で読むとすると1問あたり2秒(平均)です。これはキツイ。でも、Part 4は、特に後半は「もともとキツイ」です。プレッシャーを感じながら全部を先読みしても、どうせ大して役に立ちません。問題をこなしながら先を読む時間は多少あるわけですから、無理やりDirections中に全部を読む必要性は低いです。それよりPart 3を楽にするメリットの方が大きいですよ。もっと言えば、Part 2の前に「遠いPart 4」を読むより「近いPart 3」をちゃんと読む方がマシです。
こんなこと書いていますが、ボク自身はPart 1とPart 2のDirections中にPart 3すら読まなくていいと感じています。自分で人体実験したときは、そんなに早く読んでも効果を感じませんでした。でも、強く否定する根拠もありません(本当はありますけど書きません)。良い効果を感じる人がいるから推奨されることがあるのでしょうから「好きな人はご自由に」としか言えません。ちゃんと事前に練習して自分が心地よく感じるならやってみてください。
疑問26 Part 4 復活したトピック?
疑問8には「天気予報」が消えたと書きましたが、復活しました。
少なくとも、第122回から第128回まではゼロでしたが、たしか2007年の春か夏に1つだけ登場したのです。第131回の公開テストだったはずです。
10回のテストに100個のトピックがあり、そのうち1つということは、たった1パーセントです。これは少ない。無視できるレベルです。
ロバート・ヒルキ先生は天気予報が出ると喜びます。
ある程度、決まった語彙を覚えれば楽に理解できるから、というのが理由だと思います。それに、設問のタイプが単純だからです。「明日の天気は」とか。
でも、日本人にとって天気に関連する英語を聞く機会は少ないし語彙は天気予報でのみ聞こえてくるものなので、実はそういうものは覚えにくいです。だから、天気予報は個人的には嫌いです。
電話メッセージが頻出している傾向は継続しています。10個のうち平均的には3つ。多いときは4つでした。これは多い。
スピーチも頻出ですが、2007年の秋に消えたことがあります、たしか。出題形式は「スピーチ自体」の場合と「スピーカーを紹介する司会者のセリフ」の2パターンです。いずれにしろ、経歴とか過去の業績などが設問でポイントになりやすいです。
広告も消えたことがあります。商品広告は減ったような。
あと、ツアーガイド。これも結構出ます。バスツアーのガイドさんがスケジュール説明をします。(ここまで断言していいのか?)
ちょっと変わった(strange)もの。
電話のメッセージだけど、内容はセールス。留守番電話に向かってひたすら営業トークをしている営業マンの声が出題されたことがあります。2007年9月(第133回)のテストでした。あとは、ラジオだけど求人広告。これって、日本で聞くことはないですね。人材募集をラジオでやるか?って感じです。
少なくとも、第122回から第128回まではゼロでしたが、たしか2007年の春か夏に1つだけ登場したのです。第131回の公開テストだったはずです。
10回のテストに100個のトピックがあり、そのうち1つということは、たった1パーセントです。これは少ない。無視できるレベルです。
ロバート・ヒルキ先生は天気予報が出ると喜びます。
ある程度、決まった語彙を覚えれば楽に理解できるから、というのが理由だと思います。それに、設問のタイプが単純だからです。「明日の天気は」とか。
でも、日本人にとって天気に関連する英語を聞く機会は少ないし語彙は天気予報でのみ聞こえてくるものなので、実はそういうものは覚えにくいです。だから、天気予報は個人的には嫌いです。
電話メッセージが頻出している傾向は継続しています。10個のうち平均的には3つ。多いときは4つでした。これは多い。
スピーチも頻出ですが、2007年の秋に消えたことがあります、たしか。出題形式は「スピーチ自体」の場合と「スピーカーを紹介する司会者のセリフ」の2パターンです。いずれにしろ、経歴とか過去の業績などが設問でポイントになりやすいです。
広告も消えたことがあります。商品広告は減ったような。
あと、ツアーガイド。これも結構出ます。バスツアーのガイドさんがスケジュール説明をします。(ここまで断言していいのか?)
ちょっと変わった(strange)もの。
電話のメッセージだけど、内容はセールス。留守番電話に向かってひたすら営業トークをしている営業マンの声が出題されたことがあります。2007年9月(第133回)のテストでした。あとは、ラジオだけど求人広告。これって、日本で聞くことはないですね。人材募集をラジオでやるか?って感じです。
疑問8 Part 4 新テストの Part 4 は変わったか?
「新TOEICのパート4も大変だ」
実は、パート3が大きく変わったせいで、そう感じる人は少ないみたいですが、といっても、難しいです。
初級者と中級者にとっては、両方とも難しいパートでしょう。英語を聞き取ること自体が苦手だと、かなり困るはずです。でも、新TOEICのパート3は、まだ対策を立てやすいです。男女の会話がほとんどなので正解のヒントが登場する場所を予測しやすいからです。
ところが、パート4では、ひとりの人物によるトークなので、正解のヒントがどこに登場するかを予測するという考え方が通用しにくいです。あえて言えば、設問の順番どおりにヒントが登場するとは言えますが。これは大事な事実ですが、新TOEICに特有のことではなく、従来形式でもそうでした。
新TOEICのパート4が従来と違うのはトピック。大きくいえば3つあります。
明らかに増えたものは、電話メッセージ。留守番電話です。第128回の公開テストでは、10個のトークのうち、なんと4が電話でした。もう1つ増えたのは、ラジオから聞こえてくるもの。といっても、公共放送というより、DJが話しているもの。特別に多いわけじゃないですが、従来の形式よりは多いです。
そして、天気予報が消えました。122回、123回、124回、125回、126回、127回、128回すべてに1つも登場していません。電話メッセージが増えるのはいいですが、天気予報は日常生活にもビジネスにも関係するので、TOEICに使われるトピックとしては自然だと思います。減らす理由を思いつきません。とにかく天気予報は消えました。
実は、パート3が大きく変わったせいで、そう感じる人は少ないみたいですが、といっても、難しいです。
初級者と中級者にとっては、両方とも難しいパートでしょう。英語を聞き取ること自体が苦手だと、かなり困るはずです。でも、新TOEICのパート3は、まだ対策を立てやすいです。男女の会話がほとんどなので正解のヒントが登場する場所を予測しやすいからです。
ところが、パート4では、ひとりの人物によるトークなので、正解のヒントがどこに登場するかを予測するという考え方が通用しにくいです。あえて言えば、設問の順番どおりにヒントが登場するとは言えますが。これは大事な事実ですが、新TOEICに特有のことではなく、従来形式でもそうでした。
新TOEICのパート4が従来と違うのはトピック。大きくいえば3つあります。
明らかに増えたものは、電話メッセージ。留守番電話です。第128回の公開テストでは、10個のトークのうち、なんと4が電話でした。もう1つ増えたのは、ラジオから聞こえてくるもの。といっても、公共放送というより、DJが話しているもの。特別に多いわけじゃないですが、従来の形式よりは多いです。
そして、天気予報が消えました。122回、123回、124回、125回、126回、127回、128回すべてに1つも登場していません。電話メッセージが増えるのはいいですが、天気予報は日常生活にもビジネスにも関係するので、TOEICに使われるトピックとしては自然だと思います。減らす理由を思いつきません。とにかく天気予報は消えました。
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