音声Cは4時間18分
「基本例文700選」の読者がダウンロードできる音声Aと音声Bを足すと1400ファイルもあり、音声Cは55ファイルです。音声Cは、執筆陣によるディスカッション形式の音声講義で、パート別に収録されました。講義より雑談に近いので、教室では話さない、話せないネタもたくさん登場します。
この音声Cの長さは4時間18分です。
収録の時間は、もっと長かったと記憶していますが、編集者の魔の手、ではなく、魔法の手によりきれいに加工されたようです。ボクが参加したのは、パート2とパート4、そしてリーディングセクションの全パートです。よろしければ聞いてみてください。かなり面白い音声になっていると思いますよ。
アマゾンのレビューには、実際に音声Cを聞いた方からのご感想も掲載されています。
この音声Cの長さは4時間18分です。
収録の時間は、もっと長かったと記憶していますが、編集者の魔の手、ではなく、魔法の手によりきれいに加工されたようです。ボクが参加したのは、パート2とパート4、そしてリーディングセクションの全パートです。よろしければ聞いてみてください。かなり面白い音声になっていると思いますよ。
アマゾンのレビューには、実際に音声Cを聞いた方からのご感想も掲載されています。
ヤル単と奥様
これは『やたらと出る英単語クイックマスター』の「はじめに」の冒頭です。
レビューに書かれてあるように、この本の読者が無料でダウンロードできる音声は非常に充実しています。427ファイルの音声が収録されており、いろいろな工夫がされています。その中でも特にユニークな特徴は講義音声です。収録されている全例文に著者の講義が付いているので、この本は単なる「本」ではなく「授業」と呼んでも差し支えないでしょう。
また、この本に収録されている例文の妥当性の検証や、単語レベルの評価を行ったのは著者2名だけではありません。TOEICに非常に詳しいメンバー(横川綾子さん、西嶋愉一さん、早川幸治さん、そしてボク)も担当しました。ボクも200文すべてに目を通し、いくつか差し替えたり修正を提案しました。もっとも、元々の出来具合が良かったので、修正を提案したのはほんの少しでしたが。
『できる人、できない人の頭の中』はパート5に特化したユニークな本です。もともとは著者のTEX加藤さんがブログに「奥様ネタ」を書いていたのですが、それが月刊English Journalの連載コンテンツとして採用され、さらに単行本に化けました。厚い問題集ではないので、大量の演習をするには向きませんが、文法問題を解答する際の視点や失敗パターンを学びつつ適切な解答方法を学ぶには役立ちます。文法問題をめったにミスしない人はともかく、不安を抱えている人には向いている本だと思います。
『ヤルタん会談』
『できる人、できない人の頭の中』動画
加藤さんにボクがインタビューしたものです。
基本例文700選の「音声講義」
「基本例文700選」の特徴の1つは音声です。音声は無料でダウンロードできるようになっており、3種類あります。
音声Aには「例文の英語と例文の和訳」が収録されています。日本語が録音されている音声にまったく価値を感じない人もいるでしょうから、それならば音声Aをすぐに捨てていただいて結構です。確かに、英語力を高める訓練に和訳は必要ではないです。ただ、電車の中や歩行中などに、この音声Aを使えば「英語を聞きながら自分の理解が正しいかどうか確認する」ことは可能ですから、そういう目的で使うには有益だと思います。
もちろん、日本語を聞くつもりがないならば、音声Aではなく音声Bを聞いていただければ十分です。音声Bには、例文ごとに英語の音声とポーズが入っています。ポーズを入れることにはメリットもデメリットもあるでしょうが、この本にはポーズが入っています。
これら、AとBだけで、ファイル数は1400になります。
加えて、音声Cがあります。音声Cは「執筆講師陣によるディスカッション形式の音声講義」です。パート別に収録された講義が無料提供されています。「講義」というより「面白くて有益な雑談」と表現したほうが適切かも知れません。確か、facebookでどなたかが「とにかく面白いので最後まで聞いてしまう」といったことを書かれていました。
楽天にあるビデオを再生すると雰囲気が分かります。
音声講義は、TOEICが好きな人であれば聞くだけで楽しいものに仕上がっていると思います。「世の中にはTOEICが好きな人がまだまだいるんだなぁ」とか「自分だったらこう言うのに」とか、いろいろ感じながら楽しんでください。ボクは基本的に自分が関与した本を「お勧め」するのは好きではないですが、「基本例文700選」がどんなに売れてもボクには印税が1円も入らないので、遠慮なく宣伝させていただきました。TOEICが好きな人に読んでいただきたい、そして、「聞いていただきたい本」です。
(今、自分でダウンロードしたパート1の講義音声を聞いているのですが、誇張なく、めちゃめちゃ有益な講義です。数人の講師がしゃべりまくっています)
音声Aには「例文の英語と例文の和訳」が収録されています。日本語が録音されている音声にまったく価値を感じない人もいるでしょうから、それならば音声Aをすぐに捨てていただいて結構です。確かに、英語力を高める訓練に和訳は必要ではないです。ただ、電車の中や歩行中などに、この音声Aを使えば「英語を聞きながら自分の理解が正しいかどうか確認する」ことは可能ですから、そういう目的で使うには有益だと思います。
もちろん、日本語を聞くつもりがないならば、音声Aではなく音声Bを聞いていただければ十分です。音声Bには、例文ごとに英語の音声とポーズが入っています。ポーズを入れることにはメリットもデメリットもあるでしょうが、この本にはポーズが入っています。
これら、AとBだけで、ファイル数は1400になります。
加えて、音声Cがあります。音声Cは「執筆講師陣によるディスカッション形式の音声講義」です。パート別に収録された講義が無料提供されています。「講義」というより「面白くて有益な雑談」と表現したほうが適切かも知れません。確か、facebookでどなたかが「とにかく面白いので最後まで聞いてしまう」といったことを書かれていました。
楽天にあるビデオを再生すると雰囲気が分かります。
音声講義は、TOEICが好きな人であれば聞くだけで楽しいものに仕上がっていると思います。「世の中にはTOEICが好きな人がまだまだいるんだなぁ」とか「自分だったらこう言うのに」とか、いろいろ感じながら楽しんでください。ボクは基本的に自分が関与した本を「お勧め」するのは好きではないですが、「基本例文700選」がどんなに売れてもボクには印税が1円も入らないので、遠慮なく宣伝させていただきました。TOEICが好きな人に読んでいただきたい、そして、「聞いていただきたい本」です。
(今、自分でダウンロードしたパート1の講義音声を聞いているのですが、誇張なく、めちゃめちゃ有益な講義です。数人の講師がしゃべりまくっています)
基本例文700選の「はじめに」
2013年10月下旬にアルクから発売された「TTTスーパー講師シリーズ」のうち「基本例文700選」に入れた「はじめに」の原稿です。実際には、修正されてから本に掲載されました。
919という数字は適当に書いていました。実際は923回だったので修正されました。また、執筆者は37人ではなく34人でしたので、それも修正されました。
駿台文庫のウルトラベストセラー「基本英文700選」に詰まっているのは、互いの関連性のない英文と訳です。ですから、どのようにそれらに接するべきかは読者が考える必要があります。「自由度」が高いと表現することもできるでしょう。ボク自身は、そういう自由度が高い教材は嫌いではなかったので、高校生のときに「基本英文700選」を使いまくったことで英作文に強くなった経験があります。
「基本例文700選」についても、使い方は読者に任されますが「単なる読み物」としても成立するように作られています。と言いますのは、例文に対して解説が付いているからです。この解説はものすごくバラエティに富んでおり、超まじめなものからジョークかと思えるようなものまであります。もちろん単なるジョークは収録されていないですが、そう見える文体で書かれているものもあるということです。ですので、単に前から順に読むだけでも、勉強になると強く思います。
コンテンツの質については監修したボクがあれこれ言うより、ほかの読者の声を参考にしてください。アマゾンにもレビューがあります。ブロガーのOJiMさんによるレビューもあります。
はじめに
2012年の6月でした。
企業や大学でTOEICを教えている、TTTの卒業生15人が渋谷にある会議室に集まりました。教材について議論するためです。講師は、−自らも学ぶ立場にありますが−企業や大学のTOEICクラスに参加する方と比べれば、教材のコンテンツや使い方に関して意見や悩みを持っているものです。その日は、「クラスで使いたくなる教材」を徹底的に話し合ってもらったのです。
企業や大学では、模擬試験や全パートをカバーする問題集が教材として使われることが多いです。ところが、ほぼすべての参加者にとって、そのような実践的な教材はレベルが高すぎて手も足も出ない。当然、試験本番は、機関銃に竹やりで立ち向かうようなもの。惨敗するそうです。この話が出たとき、ある講師がつぶやきました。「基本例文集があればいいのに」と。
例文+記憶のトリガー
TOEICに出る単語やフレーズが盛り込まれている例文集に、事前に何度も目を通して、そこに登場する英語になじんでおけば、試験本番がかなり楽になります。ただし、単に読むだけでは、なかなか記憶に定着しにくいのも事実でしょう。そこで、議論を重ねた結果、2つの「記憶のトリガー」を盛り込むことにしました。1つ目は「コメント」です。例文ごとに、執筆者によるヒトコトが掲載されています。名前入りで、口語体になっていますので近くにいる先生が語っているような印象を受けるでしょう。もう1つは「音声」です。例文の朗読だけでなく、なんと、執筆陣が単語やフレーズについてディスカッションしている様子を録音した音声が無料で提供されています。これら2つの工夫により、本書に収録されているコンテンツが、あなたの記憶にベタっとへばりつきます。
経験値=919回
そうやって、この本が誕生しました。「プロフィール」に掲載されているように、執筆者が37人もいます。全員がTTTの卒業生。そして、受験回数の合計は919回。適切な形容詞が見つからない、前代未聞の企画になりました。執筆陣は、非常に熱心に例文を書きましたが、ページ数の都合で多くがボツになりました。つまり、それだけ厳選された、濃いコンテンツになっているということです。ぜひ、この本と音声を徹底的に使ってください。そうすれば、次に受験するとき、かつて受験したときに見たのとは違う景色が目の前に広がるはずです。
919という数字は適当に書いていました。実際は923回だったので修正されました。また、執筆者は37人ではなく34人でしたので、それも修正されました。
駿台文庫のウルトラベストセラー「基本英文700選」に詰まっているのは、互いの関連性のない英文と訳です。ですから、どのようにそれらに接するべきかは読者が考える必要があります。「自由度」が高いと表現することもできるでしょう。ボク自身は、そういう自由度が高い教材は嫌いではなかったので、高校生のときに「基本英文700選」を使いまくったことで英作文に強くなった経験があります。
「基本例文700選」についても、使い方は読者に任されますが「単なる読み物」としても成立するように作られています。と言いますのは、例文に対して解説が付いているからです。この解説はものすごくバラエティに富んでおり、超まじめなものからジョークかと思えるようなものまであります。もちろん単なるジョークは収録されていないですが、そう見える文体で書かれているものもあるということです。ですので、単に前から順に読むだけでも、勉強になると強く思います。
コンテンツの質については監修したボクがあれこれ言うより、ほかの読者の声を参考にしてください。アマゾンにもレビューがあります。ブロガーのOJiMさんによるレビューもあります。
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