3回チャレンジ法の意義
この本は「3回チャレンジ法」を紹介しているので、受験力養成と英語力養成を同時に重視している、珍しい模試本だと思います。
誤解されることがあるので、1つだけクリアにしておきます。「模試を3回やる」ことが「3回チャレンジ法」の定義ではありません。「模試を活用して勉強する方法」に付けた名前が「3回チャレンジ法」です。
すでに成果を出した方の学習法を見れば明らかな通り、ちゃんとやれば目を疑うような成果は出るようです。方法論としては間違っていないはずですので、実践しても成果が出ないとすれば、何かが間違っています、きっと。ポイントを整理しておきます。
1回目は本番と同じように解答する。
答え合わせは「記号だけ」なので解説を読んではいけません。「できること」と「できないこと」を区別することだけが目的です。マークシートは「勘ボックス」付きを使いますから、換算点は2種類です。
2回目は制限時間をなくして解答する。
「テスト」の要素を排除するには時間制限をなくすことが最も簡単です。CDを何回聞いても構いません。マークシートは「勘ボックス」付きです。「受験力」ではなく「英語力」をフルに発揮することが目的ですので、辞書を使ってはいけません。2回目は両セクション合わせて2時間で終わるはずがなく、3時間とか5時間かかっても不思議ではありません。時間はどうでもいいのです。
答え合わせの後で、はじめて「解説」を読み始めます。正解かどうかは無視。「勘」で正解したものは要注意。ダメなのは「不正解だった問題だけをチェックする」ことです。
実は、本音で言えば、この段階でも、まだ解説を読まないことをお勧めします。3回目の受験がありますから。
ここからの復習が本当の学習です。正解したかどうかを無視して英語力を養成するための学習です。音読は当然ですが、語彙と文法の知識を増やすのも、この段階です。特典の音声セミナーでボクが話している方法などを使って「体力」を養成します。このプロセスを抜くと「3回チャレンジ法」の定義からはずれます。
3回目は本番と同じように解答する。
本当は3回目なんかなくてもいいのですが、成果を見るためにはやらないよりやったほうがいいでしょう。マークシートは普通のもので構いません。もし、まだ解説を読んでいないなら「正解」を知らない状態ですから、本当の成果が見えます。
「3回チャレンジ法」を実践すると、語彙力がグンと上がるはずですし、音に対する反応速度がアップします。TOEICの出題パターンを予知できます。テスト本番でビビリません。
3つのテストが収録された本なので、3種類×3回は取り組みます。模試を模試としてのみ1回だけ利用すると、3種類×1回ですから、まるっきりアプローチ方法が異なります。何かを1回だけやっても「何ができないのか」を知って終わりますから、それだけでは進歩は生まれません。
成果を出した方の学習法も掲載してあるので参考にしてください。
この記事と同じカテゴリです。
誤解されることがあるので、1つだけクリアにしておきます。「模試を3回やる」ことが「3回チャレンジ法」の定義ではありません。「模試を活用して勉強する方法」に付けた名前が「3回チャレンジ法」です。
すでに成果を出した方の学習法を見れば明らかな通り、ちゃんとやれば目を疑うような成果は出るようです。方法論としては間違っていないはずですので、実践しても成果が出ないとすれば、何かが間違っています、きっと。ポイントを整理しておきます。
1回目は本番と同じように解答する。
答え合わせは「記号だけ」なので解説を読んではいけません。「できること」と「できないこと」を区別することだけが目的です。マークシートは「勘ボックス」付きを使いますから、換算点は2種類です。
2回目は制限時間をなくして解答する。
「テスト」の要素を排除するには時間制限をなくすことが最も簡単です。CDを何回聞いても構いません。マークシートは「勘ボックス」付きです。「受験力」ではなく「英語力」をフルに発揮することが目的ですので、辞書を使ってはいけません。2回目は両セクション合わせて2時間で終わるはずがなく、3時間とか5時間かかっても不思議ではありません。時間はどうでもいいのです。
答え合わせの後で、はじめて「解説」を読み始めます。正解かどうかは無視。「勘」で正解したものは要注意。ダメなのは「不正解だった問題だけをチェックする」ことです。
実は、本音で言えば、この段階でも、まだ解説を読まないことをお勧めします。3回目の受験がありますから。
1回目と2回目の正答率のギャップを生んでいる(主な)原因は英語力ではなく、受験力です。よって、2回目の正答率は今の英語力でも達成可能な範囲だと位置づけることができます。もちろん、一瞬でクリアすることは難しいでしょうが短期的な目標の目安にはなるでしょう。
ここからの復習が本当の学習です。正解したかどうかを無視して英語力を養成するための学習です。音読は当然ですが、語彙と文法の知識を増やすのも、この段階です。特典の音声セミナーでボクが話している方法などを使って「体力」を養成します。このプロセスを抜くと「3回チャレンジ法」の定義からはずれます。
3回目は本番と同じように解答する。
本当は3回目なんかなくてもいいのですが、成果を見るためにはやらないよりやったほうがいいでしょう。マークシートは普通のもので構いません。もし、まだ解説を読んでいないなら「正解」を知らない状態ですから、本当の成果が見えます。
「3回チャレンジ法」を実践すると、語彙力がグンと上がるはずですし、音に対する反応速度がアップします。TOEICの出題パターンを予知できます。テスト本番でビビリません。
3つのテストが収録された本なので、3種類×3回は取り組みます。模試を模試としてのみ1回だけ利用すると、3種類×1回ですから、まるっきりアプローチ方法が異なります。何かを1回だけやっても「何ができないのか」を知って終わりますから、それだけでは進歩は生まれません。
成果を出した方の学習法も掲載してあるので参考にしてください。
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先生こんにちは!この本は初めて音読などをこなすなどしてそれまでの勉強のスタイルを変えるきっかけとなった本ですので今も大変愛着があるくらいのお気に入りです。
先生のご指導のおかげで900を超えることが出来ました。いまだにLisでも洋書読みでもものすごくストレスを感じるのですが、これから更に実践的な勉強を続けようと思います。私にとってTOEICは、学校で習う英語から実践の英語への橋渡しの様なものです。
先生のご指導のおかげで900を超えることが出来ました。いまだにLisでも洋書読みでもものすごくストレスを感じるのですが、これから更に実践的な勉強を続けようと思います。私にとってTOEICは、学校で習う英語から実践の英語への橋渡しの様なものです。
rinco | 2008/04/14 6:50 PM
rincoさん、
おめでとうございます。ボクの指導なんて、ちょこっとだけですよ。それを実践してくれたことに感謝します。
楽しいこと、続けてくださいね♪
おめでとうございます。ボクの指導なんて、ちょこっとだけですよ。それを実践してくれたことに感謝します。
楽しいこと、続けてくださいね♪
前田 | 2008/04/14 8:10 PM
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