疑問55 全部(A)を塗るとスコアは
スコアは正答数に基づいて算出されます。
「どのアイテムを正解したか」は無関係。たまに「すべて同じ記号を塗ると結果はどうなるか」という、答えを知っても実行しない疑問を投げかける受験者がいます。
ボクは調査目的にリーディングセクションを25問だけ正解したことがあります。
スコアは70でした。リーディングセクションは、選択肢が4つずつですので、確率的には25問が正解になります。リスニングはPart 2が3択なので、27.5問が正解。
その調査をしたときは「正答数」が明確である必要があったので記号は適当に分散していました。200問を適当にマークした場合、合計スコアは180点から230点になることは分かっています。パーセンタイルランクはゼロか、それに近い数字。つまり、全力で取り組んで230点の場合は、英語能力ゼロとほぼ同じか「不正解」を見抜き、それを選ぶ能力が高いということです。
記号を(A)で統一する実験をする予定はありません。なぜなら・・・
やった人がいるからです。
自称「プチ変態」の常野雄次郎さんです。
第124回の公開テスト(2006年7月)で(A)だけ塗りました。
・リスニング:110
・リーディング:70
計180という結果で、パーセンタイルランクは両方0です。彼のブログに証拠画像があります。正答数は不明ですが、確率的にはリスニングの方が少し多いはず。
常野さんは、1977年生まれ。2000年1月<早い!>に990点を取得。
↑画像をクリックすると左に「ランキング」があり、21位にTOEICがあります。
生涯学習のユーキャンが、TOEIC講座を出すのはいいんですが、TOEICを「生涯学習」として扱っているのが興味深いです。資料請求してみたので、観察してみます。
「どのアイテムを正解したか」は無関係。たまに「すべて同じ記号を塗ると結果はどうなるか」という、答えを知っても実行しない疑問を投げかける受験者がいます。
ボクは調査目的にリーディングセクションを25問だけ正解したことがあります。
スコアは70でした。リーディングセクションは、選択肢が4つずつですので、確率的には25問が正解になります。リスニングはPart 2が3択なので、27.5問が正解。
その調査をしたときは「正答数」が明確である必要があったので記号は適当に分散していました。200問を適当にマークした場合、合計スコアは180点から230点になることは分かっています。パーセンタイルランクはゼロか、それに近い数字。つまり、全力で取り組んで230点の場合は、英語能力ゼロとほぼ同じか「不正解」を見抜き、それを選ぶ能力が高いということです。
記号を(A)で統一する実験をする予定はありません。なぜなら・・・
やった人がいるからです。
自称「プチ変態」の常野雄次郎さんです。
第124回の公開テスト(2006年7月)で(A)だけ塗りました。
・リスニング:110
・リーディング:70
計180という結果で、パーセンタイルランクは両方0です。彼のブログに証拠画像があります。正答数は不明ですが、確率的にはリスニングの方が少し多いはず。
常野さんは、1977年生まれ。2000年1月<早い!>に990点を取得。
エッセンスイングリッシュスクールで講師をしています。また、通信講座の大手「ユーキャン」から出ているTOEIC講座の主席執筆者でもあります。その講座を調べてみたら、(講座と関連するかどうか知りませんが)花田先生のセミナー動画が無料公開されていました。約40分もあります。
↑画像をクリックすると左に「ランキング」があり、21位にTOEICがあります。
生涯学習のユーキャンが、TOEIC講座を出すのはいいんですが、TOEICを「生涯学習」として扱っているのが興味深いです。資料請求してみたので、観察してみます。
Comment
前田さん、ご紹介ありがとうございます。こんど、「180点」のABILITIES MEASUREDを詳しくお見せしますね。
常野 | 2008/04/22 9:03 AM
常野さん、
それは見たいです。変態には必須のアイテムです。
ところで、花田先生の講座と通信講座には関係があるのですか?
それは見たいです。変態には必須のアイテムです。
ところで、花田先生の講座と通信講座には関係があるのですか?
前田 | 2008/04/22 12:04 PM
上の花田さんの動画は、通信講座の販促イベントの様子です。資料請求していただけるとわかると思いますが、ユーキャンの実際の通信講座では、テキスト+CD講義+模擬試験+DVDなどがついてきます。このうちDVDは花田さんが出演してます。ただ、オーディエンスなしのスタジオ講義なので上とはちょっと様子が違います。けど、ポイントを押さえていてわかりやすいです(←宣伝)。
ちなみに僕はカリキュラム設計・レッスン構成・執筆・CD講義出演とかに関わってます。今は730点コース制作の佳境に入りつつあり、忙しいです。。。
ちなみに僕はカリキュラム設計・レッスン構成・執筆・CD講義出演とかに関わってます。今は730点コース制作の佳境に入りつつあり、忙しいです。。。
常野 | 2008/04/22 12:27 PM
常野さん、
>テキスト+CD講義+模擬試験+DVDなどがついてきます。
盛りだくさんですね。ボクが関与した「奪取730〜」という通信講座も似てますが、CD講義はありません。常野さんがしゃべっているんですね。
>730点コース制作の佳境
「奪取730〜」には、オンラインの「ソクダン」というコンテンツがあり「即、決断する」練習ができます。Part 5の問題が出て制限時間を過ぎると自動的に解答不能になるのです。そういう練習って本ではできませんが大事ですよね。
TOEIC市場は本があふれていますから通信講座は、いかに本と違うかを工夫していると思います。
>テキスト+CD講義+模擬試験+DVDなどがついてきます。
盛りだくさんですね。ボクが関与した「奪取730〜」という通信講座も似てますが、CD講義はありません。常野さんがしゃべっているんですね。
>730点コース制作の佳境
「奪取730〜」には、オンラインの「ソクダン」というコンテンツがあり「即、決断する」練習ができます。Part 5の問題が出て制限時間を過ぎると自動的に解答不能になるのです。そういう練習って本ではできませんが大事ですよね。
TOEIC市場は本があふれていますから通信講座は、いかに本と違うかを工夫していると思います。
前田 | 2008/04/23 3:41 PM
第124回(2006年7月23日)といえば、パート2が難しかったですね。パート1は5月に続いて「新TOEICテストハイパー模試」の写真の質とそっくりでした。
パート1とパート2以外の問題は、「TOEICテスト新・最強トリプル模試」の問題に酷似していました。
パート1とパート2以外の問題は、「TOEICテスト新・最強トリプル模試」の問題に酷似していました。
電車王 | 2008/04/23 7:34 PM
前田さん(追記)
第124回TOEIC公開テストのパート1では、写真で4つの机がくっついており、そのうち3つには箱が置いてあり、残りの1つの机の上には、なにも置いておらず、答えはThe desk is unoccupied.だったと思います。パート2は、奇問でしょう。大学でアメリカ人に習った人なら、試験で似たような問題に出会っているかもしれません。
第124回TOEIC公開テストのパート1では、写真で4つの机がくっついており、そのうち3つには箱が置いてあり、残りの1つの机の上には、なにも置いておらず、答えはThe desk is unoccupied.だったと思います。パート2は、奇問でしょう。大学でアメリカ人に習った人なら、試験で似たような問題に出会っているかもしれません。
電車王 | 2008/04/24 4:52 AM
前田先生
さっそく、ユーキャンの無料体験講座を体験してみました。花田先生の講義で、パート3、パート4は難しいから3問のうち、1問出来ればいいと言っていました。他のパートで点を稼げということですね。500点、550点を狙うのはそれでいいのでしょうか。
さっそく、ユーキャンの無料体験講座を体験してみました。花田先生の講義で、パート3、パート4は難しいから3問のうち、1問出来ればいいと言っていました。他のパートで点を稼げということですね。500点、550点を狙うのはそれでいいのでしょうか。
ミケ | 2008/04/24 6:44 AM
電車王さん、
とても詳しいですね。ボクはそんなに過去のテストを振り返ることはできません!
とても詳しいですね。ボクはそんなに過去のテストを振り返ることはできません!
前田 | 2008/04/24 9:28 AM
ミケさん、
コメントありがとうございます。
>500点、550点を狙うのはそれでいいのでしょうか。
いいです。
合計点を基準にすることは難しいですが、リスニングだけで60問を取れば250から270になります。
パート3と4は、その方針で20問正解した場合、パート1と2を全問正解する必要があります。ただし、パート3と4の、残り40問が勘でも10問くらい自動的に正解になるはずですから、それらで30問を正答することを意味します。よってパート1と2に注力して40問中30問を「結果として」正解すれば達しますね。自信を持って25問を解答できれば、残り15問の勘のうち4問か5問は正解しますので現実的な方針です。
仮にリーディングセクションでリスニングより少し多く稼げるなら、リスニングはもっと正解が少なくていいことになります。ですので、花田先生がおっしゃることにボクは賛成します。
コメントありがとうございます。
>500点、550点を狙うのはそれでいいのでしょうか。
いいです。
合計点を基準にすることは難しいですが、リスニングだけで60問を取れば250から270になります。
パート3と4は、その方針で20問正解した場合、パート1と2を全問正解する必要があります。ただし、パート3と4の、残り40問が勘でも10問くらい自動的に正解になるはずですから、それらで30問を正答することを意味します。よってパート1と2に注力して40問中30問を「結果として」正解すれば達しますね。自信を持って25問を解答できれば、残り15問の勘のうち4問か5問は正解しますので現実的な方針です。
仮にリーディングセクションでリスニングより少し多く稼げるなら、リスニングはもっと正解が少なくていいことになります。ですので、花田先生がおっしゃることにボクは賛成します。
前田 | 2008/04/24 9:38 AM
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